露出の計算を暗算で行う

今回の遠征では、大判は持って行かなかった。
というのも、予報が極端に悪かったためだ。２日間、どうしようもなく降られると思っていた。前日の天気予報では、車から出れないんじゃないかと。実際、関越を走っているときはダメだこりゃ。と思っていた。

今回はGW６９０ⅡにPORTRA800という、非常に奇妙な組み合わせにした。
これって、本当は天体撮影用に考えていた組み合わせだ。
開放F3.5、ピント合わせも楽だし、感度は800。極軸合わせさえ失敗しなければ撮れるんじゃないかと思って、温めておいた　(・・・じゃないな、冷凍保存していた)　フィルムだ。

雨で三脚が使えないと思って、というよりじっくり構えちゃって蛇腹を濡らすのが嫌で、手持ちで撮るつもりでこのカメラと800を持って行った。
我ながら感覚がおかしいと思う。風景で感度８００のネガって・・・・。
スポットメーターは持って行かなかった。
入射式のオートメーターでいいや、と思った。どうせ雨なんだから、こっちもあっちも同じ露出だろう。ぐらいの考えで。

最近ハマっている湿板により慣れようと、全部EV指数で計算した。
例えば、美人林はEV約10。シャッタースピードは1/125は欲しいと思っていた。
ということは、10-7+3=6となり、絞りはF8になってしまった。
シャッタースピードの指数は、1/125は7となる。+3はISO感度。湿板だと-7か-8になってしまうが、ネガの８００を使うとこういう数字になる。

これって天体計算の時も使える？のか？それは良く分からない。EV0って暗黒なのかな。

まあとにかく、こうして観光中もあちこちでブツブツ計算しながら撮っていたわけだ。儀明はEV13で全然問題なかった。感度が高いと楽だな、と思った。

でも・・・・現像が上がってくるのが１週間後なので、本当にこれで合っているかどうか、確信が無いんですね。

あとで恥ずかしい結果が上がってきて、この記事消しちゃうかも。